住友建機株式会社SUMITOMO

住友建機のICT施工

オペレータの能力よりも、ICT建機の性能。
生産性アップのため、全社一丸でICT建機に挑む!

有限会社加辺土建<群馬県吾妻郡長野原町>有限会社加辺土建<群馬県吾妻郡長野原町>

舗装工事の現場で、ICT建機に一目惚れ

4年前、メインとなる舗装工事で、他社がブルドーザで上層路面をつくると聞いて、そんなはずはないとICT建機を使っている現場を視察。すると予想を上回る出来栄えで、しかもオペレータは21歳の若者。オペレータの能力というより、ICT建機の性能による効果が大きいと聞いて衝撃。そんな凄い機械があるなら、うちでもすぐに導入したいと思い、全社を上げて取り組んだ。

システム搭載機を次々と導入

最初はマシンコントロールをグレーダに。グレーダで敷き均しする場合、なかなか平らにできないが、不慣れな私でも上手くいった。これなら若手でも十分使いこなせると、続いて3Dマシンコントロールのショベルを導入した。ICT建機は1人で作業できて確認もいらない。以前は現場が重なると熟練オペの配置に苦労したが、それも解消。人員削減と工期短縮を同時に達成した。

3ヶ月の工期が2ヶ月になることも

現場のオペレータからは、ICT建機は誰でも早くきれいに施工でき、3ヶ月かかっていた現場が3Dマシンコントロールのショベルなら2ヶ月〜2ヶ月半位の工期で済むと。また住友建機のマシンコントロールは、手元スイッチでオート機能のON/OFFも簡単。積込み時など手動作業に移るときも便利だし、ダンプが近づいた時もすぐOFFにでき、安全性も高いと好評を得ている。

評価も稼働率も高く、自社保有もメリット

ICT建機は施工精度が高く仕上がりの心配もない。工期や安全面でも元請けの評価が上がった。導入コストは必要だが、今はICT施工を条件とした発注も増え、工期短縮で仕事が増やせれば十分に回収できると考えた。さらに機械を自社保有することで、小規模な現場でも稼働率を上げて利益を確保。住友のショベルは燃費もいいので、その分もコスト回収が早くなりそうだ。