同社の社員は総勢16名であるが、昨年度の社員募集では全員採用できないほど多くの応募があったという。また、秋田県の業界内では社員の定着率がNo.1だそうだ。その魅力ある会社の秘訣をお話いただきたかったのだが、会長ご自身はあまり自覚されていないようなので、設立以来同社の発展を見て来られた前出の奈良部長に代弁していただいた。
「鹿角緑地の魅力は、会長自ら率先して現場に入り範となっておられるので、社員が会長を信頼していること。また仕事の苦労が理解できるため、社員を慰労し家族のように思っておられること。もちろん給料も福利厚生も同業他社より手厚いこと。飲み会などを頻繁に催すことで社員同士のコミュニケーションがうまくとれていること。機械化を進め、若い人達を機械に乗せて使っていくこと、そんな色々な要素が重なり合って、鹿角緑地さんの魅力になっていると思います。」
会長に社の将来の展望をお聞きした時も「始業時にいつも皆に言っているのは、人と人とのコミュニケーションをしっかりとることと機械を大切に扱うことの2点です。事故やケガなどをしないことを社員が守り仕事を続けることが、社員が幸せになれることで、会社が発展していくことだと考えています。社員はみんなかわいいですよ。自分の子供のように思っているので、本当にケガや事故なく幸せに過ごして欲しいですね。」と社員の方々を思いやる言葉をいただくことができた。