住友建機株式会社SUMITOMO

「グッドデザイン賞ダブル受賞のお知らせ」

2014年10月 1日

住友建機株式会社(本社:東京都品川区 社長 井手 幹雄)は、油圧ショベル「SH135X-6」および油圧ショベルの周辺確認支援システム「フィールドビューモニター(以下FVM)」のふたつの製品が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2014年度グッドデザイン賞」を受賞しました。さらに、SH135X-6は「グッドデザイン・ベスト100」に選定されました。
グッドデザイン・ベスト100は、本年度全受賞商品の中でも「明日を切り拓く力をもったデザインや未来を示唆するデザイン」として、成熟分野での高度なものづくりや成長分野におけるデザインの可能性などの観点において、特に高い評価を得て選出された商品です。
FVMは、当社が独自に開発した安全システムで、油圧ショベルの後方と左右側方に装着したカメラで撮影した映像を独自の画像技術で合成し、後方270度(一部機種は230度)の視界を死角なくひとつの映像で映し出すオペレーターの機械周辺の安全確認作業をサポートするシステムで、現在発売中の油圧ショベル最新モデル「LEGEST(レジェスト)」6型シリーズすべてに標準装備しています。大型重機での作業安全性向上が期待できる機器としてこの度高く評価されました。

各製品の評価(※審査委員会による評価コメント内容を引用)

「SH135X-6」(後方超小旋回型油圧ショベル)
大型重機でありながら、細かいところまで配慮の行き届いた設計がなされており、使用者にも周囲にも安心感を与えるデザインを実現した。操縦席からの視界は広く、視覚的ノイズも少ない。レバーやペダルなどの操作系も非常にスマートにレイアウトされており、使い心地のよさを十分に感じさせる品質を獲得している。

「FVM」(フィールドビューモニター)
大型重機のための周囲確認支援システムであり、3つのカメラからの映像をシームレスにつなぎ、操縦者が直感的に理解できる視覚情報を提供できる。近年では乗用車などでも一般的になりつつある技術だが、こうした大型重機では乗用車以上に安全性向上の効果を期待できると考える。モニタと一体化した操作インタフェースもシンプルで使いやすく、ピラー部に取り付けることで視界を邪魔しないものとなっている。

尚、10月31日(金)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2014 (G展)」会場で、SH135X-6とFVMが本年度受賞作として紹介される予定です。
グッドデザインエキシビション2014(G展)
会期:10月31日(金)~11月4日(火)11時~20時
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)

後方超小旋回型 油圧ショベル
SH135X-6

FVM
フィールドビューモニター