住友建機株式会社は、国内生産機では舗装幅最大9メートルを誇る大型アスファルトフィニッシャ(HA90C-2)を発売しましたが、この機械が東京国際空港(羽田空港)で誘導路を舗装しましたのでお知らせします。
空港内での舗装は、その広大さから舗装幅の大きい大型アスファルトフィニッシャが採用されますが、従来は国産機がなかったことから、外国製品が採用されていました。
一方、日本でアスファルフィニッシャのトップシェアを誇る当社は、常に最新技術の製品を供給し続けると同時に、今後の事業展開を拡大するため、以前から海外市場への進出を進めて参りました。
海外では大型アスファルトフィニッシャ(最大舗装幅6m超)が主力であり、当社は世界市場向けに海外展示会での披露や、国内外さまざまな現場で施工を繰り返し、ユーザーニーズに対応したグローバルな大型アスファルトフィニッシャ(HA90C-2)を完成させました。
大型アスファルトフィニッシャ(HA90C-2)は、千葉工場で生産(中国向けは中国唐山工場で生産)し国内外に供給していますが、国内生産の大型機が国内で舗装実績をあげたことは明るいニュースであり、今後アフターサービスや部品供給のスピードアップなどにより、効率的な施工に寄与できる見込みです。
また、今回の東京国際空港(羽田空港)での舗装現場では、大型アスファルトフィニッシャ(HA90C-2を舗装幅7.5mで使用)と中型アスファルトフィニッシャ(HA60W-8を舗装幅4.5mで使用)の2台併用にて舗装するホットジョイント工法により、一度に舗装幅12mの施工する工事も行われました。
弊社は、今後も独自技術でアスファルトフィニッシャのグローバル展開を推進して参ります。