住友建機株式会社SUMITOMO

企業情報

COMPANY

カーボンニュートラルに向けた取組み

2050年カーボンニュートラル(CO2排出ゼロ)の実現に向けて、2030年の削減目標を定めCO2削減の取り組みを行っています。

2030年 CO2削減目標

  • 製品生産時(基準年) 2019年比50%削減目標(CO2総量)
  • 製品使用時(基準年) 2010年比30%削減目標(燃料改善他)

製品生産時CO2削減策

  • 再エネ使用率の向上、太陽光パネル導入、エネルギー使用見える化による待機電力削減、ガス使用効率化、化石燃料使用設備の電化、工程改善によるCO2削減

製品使用時CO2削減策

  • 燃費・作業効率改善、ICT建機開発、電動建機開発

製品生産時:CO2排出量削減活動

生産工程で排出するCO2を削減するため、様々な取り組みをしています。
電力使用量削減に向け、高効率化のコンプレッサーへの更新、夜間・休日の設備の待機電力削減、工作機械の待機電力削減等に取組み、CO2排出総量を着実に削減しています。
また、生産量に応じてエネルギー使用量が増減するため、総量管理に加え生産工数あたりのCO2排出量など、エネルギー使用量を多角的に管理しています。

電動フォークリフトへの更新

デジタル溶接機への更新

エアーリークチェッカーの活用

千葉工場では約100t/年のCO2削減活動に取り組んでいます。
主な活動は、設備改善と運用改善による省エネ活動を中心に様々な視点から電力・燃料・都市ガス削減活動を行っています。

千葉工場に太陽光パネル設置

カーボンニュートラルに向けて千葉工場に350kWの太陽光パネル約1,000枚を設置しています。
年間発電量 約485,000kWhで、CO2換算で約220tの削減効果に繋がります。更なるパネル設置拡大も進めています。

製品使用時:CO2削減に貢献

SH200‐8型機

快適操作を、先進安全を、環境調和を、さらに極めて。
現場の未来を革新していく進化をここに。
新型レジェストが誕生しました。

新型レジェスト紹介ページは下記リンクをご参照下さい。
LEGEST SH200-8 | 住友建機株式会社

燃費性能の改善によりお客様が製品を使用する際のCO2排出量削減に貢献しています。
基準年2010年時点で販売されていた製品が、同年以降も継続して使用されている場合に比べ、以降新型を出荷し使用されたことにより、燃費やサイクルタイム改善効果によるCO2削減貢献量を算出しました。
この使用時のCO2削減量は、海外工場含め生産工程で排出したCO2の総量を全量相殺したことになります。

最先端のエコプロダクト機を開発

電動機 SH135E-8型
(CSPI-EXPO2025展示状況)

電動機の開発
エンジンを搭載した従来モデルの「作業性能」「快適性能」「安全性能」を踏襲し『カーボンニュートラル』『低騒音・低振動』を更に追及した電動機は、未来へ繋がる第一歩として開発を進めています。

水素専焼エンジンを搭載した油圧ショベルの実証試験を完了
詳細は下記リンクを参照してください。

水素専焼エンジンを搭載した油圧ショベルの実証試験を完了~住友重機械工業、住友建機は本実証試験に協力~ | 住友建機株式会社

輸送時:CO2削減活動

国内で製品本体を輸送する際、遠距離地へは海上輸送を実施することで輸送時の排出CO2を削減しています。

部品輸送でもトレーラー輸送から鉄道輸送に切り替えモーダルシフトを推進しています。
例)尾道→東京

販売拠点:CO2削減活動(エコショップ展開)

北近畿支店

全国展開する販売拠点では、環境活動の一環として営業車にハイブリッド車を早くから導入し今では全国の各拠点で稼動しています。
また、販売拠点は「エコショップ」を目指して拠点単位で「環境家計簿」活動を展開し、電力、燃料等のエネルギーや廃棄物、用紙の削減に取り組んでいます。
また、拠点の建替え時は、ZEB readyを取得し一部の拠点には太陽光パネル設置をしています。

廃棄物の総量削減活動

「木枠梱包材から通いパレット方式へ」

「海外工場へ部品出荷木材から強化段ボール・簡易化」
梱包木材削減梱包

生産量の増加や、海外からの部品調達の増加により、部品梱包材が年々増える傾向にあります。
多くの部品梱包材を開梱後廃棄することから、廃棄物の削減の観点から梱包材の軽量化や、お取引先様との間で専用の「通いパレット」を製作し、繰り返し使用することで廃棄量を大幅に削減しています。
他にも、木材梱包から強化段ボール梱包への切り替えや、段ボールの再利用など資源を有効活用することで、廃棄物総量の増加を抑えています。