ショベル事業の海外展開について
2001年3月29日
住友建機株式会社(社長 豊田収二)は、従来から提携関係にあるCNHグローバル社が、日立建機株式会社との欧州提携を見直し、株式会社神戸製鋼所/コベルコ建機株式会社と新たな提携関係に入ることを確認いたしました。さらに住友建機とCNHグローバル社の間で締結している現在の契約について、その継続と今後もパートナーとしての両社の協力関係を強化していくことを確認いたしましたのでお知らせいたします。
CNHグローバル社は、世界トップクラスの農機・建機メーカで、当社が提携していたCASE社をNH(ニューホランド)社が、1999年11月に買収統合して発足しました。現在、CNHグローバル社の建機事業は大きく分けると、旧CASE系列のブランド・販売ネットワークと、旧NH系列のブランド・販売ネットワークが併存しており、ブランド・ネットワーク別のマーケティング、いわゆるマルチブランド・マルチネットワークという戦略をとっています。今回の日立建機との欧州提携見直しならびに神戸製鋼所/コベルコ建機との新規提携は、旧NH系列のブランド・販売ネットワーク内の再編成に関するものです。この提携関係の変更につき、当社は、CNHグローバル社の戦略を支持し、承認をいたしました。
当社とCNHグローバル社のアライアンスは、1992年 Case社(現CNH社)と北米向け当社ショベルのOEMサプライ契約をしたのが発端です。1998年9月両社の提携関係をグローバルに展開、拡大することで合意し、北米に両社折半出資の合弁会社 LBX社を設立、米州大陸においては当社製のショベルを Caseネットワークと LBXネットワークで販売してきました。同時にCase社と当社は、このアライアンスを他地域に拡大し、現在Caseネットワークを通じ当社製の高品質のショベルを欧州、中近東、アフリカ、豪州向けに販売しています。
また業界に先駆け当社開発の欧州規制をクリア-したニューモデルを昨年来 当社とCNHグローバル社において発売、Caseネットワークを通じ米州大陸、欧州、中近東、アフリカ、豪州で、また LBXネットワークを通じ米州大陸で好評のうちに販売しています。なお、日本、アジア、オセアニアにおいて当社は、従来通り住友ブランド/ネットワークで顧客に高品質のショベルを提供します。
今回CNHグローバル社のマルチブランド・マルチネットワーク戦略の体制が整ったことにより、欧州における当社とCNHグローバル社との合弁会社の設立、CNHグローバル社から当社へのマイノリティー資本参加など、Caseネットワークの更なる強化のため両社において具体策の検討を再開いたします。5.5トン機種
但し、生産・販売に関しては受注生産として対応し、既納機の補修部品等は従来どおり供給いたします。
以上